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相手の立場に立って考える。

「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った言葉です。
「裁判的思考といえば、まず相手の立場に立って考えるということが大事だ。」「相手のいわんとすることをよく理解(予想)してその反論を準備することが必要になる。そして、その前提として、相手は必ず自分と違う考えや価値観をもっている、と認識することが必要だ。あうんの呼吸でわかる人は少なく、話せばわかるという人も少なく、話してもわからない人だらけであるということだ。そういう人に対する説得力が必要なんだ。」
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安全運転の意味。

「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った文章です。
「自動車学校で学んだことは多いが、一番の収穫は、安全運転の意味である。安全運転とは自分が正しく運転するだけでなく、相手の飛び出し等、危険を予測し、それを避けることまでも意味する。つまり、自分だけ正しいことをすればいいというのではなく、正しくない逸脱行動をする人や車を常に意識して避けるということである。」

「いいが悪いで、悪いがいい」

「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った言葉です。
「いいが悪いで、悪いがいい」(シェイクスピア)
人生には表と裏があり、幸福であるか否かは極めて主観的なもの。また長続きしないものという価値観です。長い間、いろんな相談事を聞いていると、貧しい人が心豊かだったり、金持ちやエリート社員が、人生をはかなんだり自分ひとりが不幸と考えていたり、まさにいいが悪いで、悪いがいいわけです。

「塵ひとつでも眼は痛む、俺の心も同じだ」

「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った言葉です。
「塵ひとつでも眼は痛む、俺の心も同じだ」(シェイクスピア)
わずか30センチメートルの境界で口論する隣人同士、たった一言、期待した言葉をかけてもらえなかったことで、思い悩む恋人。そういう人々をみると、この科白を思い出します。

「どんな荒れ狂う嵐の日にも時間はたつのだ」

「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った言葉です。
「どんな荒れ狂う嵐の日にも時間はたつのだ」(シェイクスピア)
弁護士事務所には、破産だとか、離婚だとか、汚職だとか、さまざまな人が訪れます。そして、皆、自分が一番不幸な人間だと思っています。私は、ひととおり依頼者の言うことを聞いたあと、このマクベスの科白を引用します。

弁護士の仕事とは。

安部光壱著「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った文章です。
「事件を受任し、なんとか適切な解決に導くことが弁護士にとって最も重要な仕事であるが、そのためには依頼者、関係者の人生に密接に触れることが多い。熟達した弁護士は、多くの人の人生を眺め、機微に触れることによってより適切な解決を図ろうとするが、そのためには人の、社会の雑学に通じていることが重要である。」「弁護士の仕事というと、とかく法律の条文を盾にする四角四面な仕事のように考えられがちであるが、熟達した弁護士は、事件の背後にある事情から依頼者、関係者の生活、人生にも配慮しながら、また、裁判官、相手方の弁護士との的確な対応を行いつつ、最も適切な法律の条文を適用しようと試行錯誤を試みる。」「常に複眼的な見方、多角的な視点を働かせ、あれこれ思案し、常日頃から最も適切な仕事に努めるものである。」
・・・やはり日々勉強ですね。

弁護士としての能力

安部光壱著「移りゆく法と裁判」から。
印象に残った文書です。
「法律判断は難しい。」「依頼人を満足させ、裁判にも勝つためには、生の法律のみならず、社会と人生に対する深い知識と洞察力が必要である。」「法律家のひとつの重要な能力は、依頼人が持ち込んだ問題をできるだけ多くの異なった立場から検討し、それぞれの立場からの見方の利害得失を明らかにし、それぞれの見方をバランスよく評価し、最も妥当で説得力があり依頼人も納得する解決を提示する能力である。」「弁護士の仕事スキルは、法律知識を中核としてその周りを教養や洞察力や説得力やカウンセリング能力や正義感や倫理観などが支える総合芸術のようなものである。」
・・・日々勉強ですね。

安部光壱著「移りゆく法と裁判」(法律文化社)

最近、「移りゆく法と裁判」を読んでいます。
著者は、30年以上に亘って、弁護士として活躍している方です。
この本を読んで、弁護士としての能力を高めるとともに、印象に残った言葉を紹介したいと思います。

ビジネス書ランキング(6月13日~19日)

日本経済新聞(平成25年6月30日朝刊)の読書欄には、ビジネス書ランキングが掲載されていました。
1位~3位は次のとおりです。
1位 不格好経営(南場智子著)
2位 2020年の産業(野村総合研究所著)
3位 未来の働き方を考えよう(ちきりん著)
機会があったら、1位の本を読んでみたいと思いました。

「2年後」では遅すぎる法科大学院の改革

日本経済新聞(平成25年6月28日朝刊)の社説には、
「法曹界の人材養成のあり方について、現行制度の見直しを議論していた政府の検討会議が最終提言をまとめた。司法試験の合格者数を年間3千人程度まで増やしていく目標を撤回し、法科大学院を統廃合するために法的措置を導入することを今後の検討課題としてあげている。司法改革の制度設計そのものに問題があったことを指摘しながら、肝心の具体的な改善策は先送りしてしまった。そんな印象がぬぐえない結論である。」
との記載がありました。
「法曹人口拡大のための受け皿作りはどうだったのか。」「そもそも何のために法科大学院を作ったのか、その目的は達成されたのか。」など疑問がありますが、これらの点についてもきちんと答えてもらいたいですね。

東電が「被曝不安の賠償」を拒否

日本経済新聞(平成25年6月27日朝刊)によれば、
東京電力福島第1原発事故で被災した福島県飯舘村・長泥地区の住民191人が東電に賠償を求めた和解仲介手続きで、被曝(ひばく)への不安に対する賠償を認めた原子力損害賠償紛争解決センターの和解方針を東電が拒否したことが分かったそうです。
・・・どうなんでしょうね。。。

ベストセラー「新書」

日本経済新聞(平成25年6月26日夕刊)の「エンジョイ読書」欄には、新書のベストセラーランキングが掲載されていました。
1位~3位は次のとおりです。
1位 騎手の一分(藤田伸二著)
2位 野心のすすめ(林真理子著)
3位 聞く力(阿川佐和子著)
弁護士の能力として「聞く力」はとても重要ですので、3位の本をそのうち読んでみたいと思います。

ストーカー規制法・DV防止法の改正

日本経済新聞(平成25年6月26日夕刊)の記事によれば、
ストーカー規制法及びDV防止法の改正案が成立したそうです。
改正ポイントは次のとおりです。
改正法の施行により、ストーカー被害及びDV被害が減ることを希望するばかりです。
<ストーカー規制法>
執拗なメールを付きまとい行為に追加
被害者の住所地だけでなく、加害者の住所地の警察なども警告を出せるよう拡大
警察が警告しない場合、理由を被害者に書面で通知するよう義務化
<DV防止法>
同居する交際相手からの暴力にも準用し、保護対象を拡大
同居期間を問わず、同居解消後に引き続き暴力を受けた人も対象に

住宅購入に最大30万円

日本経済新聞(平成25年6月26日夕刊)には、「政府・与党は26日、2014年4月の消費増税に併せて導入する住宅購入者向けの給付制度で、住宅ローン減税を利用する場合は年収510万円以下の人に最大30万円を給付する方針を固めた。住宅ローンの減税枠を使い切れない中低所得層に現金を給付し、住宅購入の負担増を軽減する。消費増税後の住宅市場の冷え込みを避ける狙いがある」との記載がありました。来年4月以降の住宅購入をお考えの方はこの制度を利用して消費増税を乗り切ってもらいたいと思います。

司馬遼太郎著「花神」(新潮文庫)

司馬遼太郎の作品(特に幕末、明治時代を舞台にした作品)が好きなんですが、最近、「花神」を読んでいます。
「花神」の解説には「花神とは中国のことばで、花咲爺を意味する。日本全土に革命の花が咲き、明治維新の功業が成るためには、花神の登場が必要であった。この時代の要請に応えて、維新史の決定的瞬間に彗星のように現れたのが、近代兵制の創始者といわれる村田蔵六こと大村益次郎である。彼が果たした役割について、木戸孝允は晩年次のように語っている。『維新は、大村がもし出なかったとすれば、おそらく成就はむずかしかったにちがいない』」と書かれています。すなわち、「花神」は、明治維新の立役者の一人である「大村益次郎」を主人公にした物語です。
この本を読んで印象に残った言葉を紹介したいと思います。

国は東電支援の抜本的な見直しを

日本経済新聞(2013年6月23日朝刊)の社説には、「福島第1原子力発電所の事故処理に関して、東京電力への公的支援の枠組みを維持することが極めて難しくなってきた。被害者への損害賠償の費用などが想定より膨らむ一方、東電の収支改善が大幅に遅れているからだ。現在は東電が事故処理に全責任を持ち、国が後ろから支えるというのが支援の基本的な考え方だ。東電と国の責任分担を見直し、分野によっては国が前面に出ることを検討すべきである。」との記載がありました。
被害者に対する適正迅速な損害賠償を実現するために、国が東電支援の抜本的な見直しが必要と言うことであれば、「抜本的な見直し」を迅速に対応してもらいたいと思います。

ビジネス書ランキング(6月2日~6月8日)

日本経済新聞(平成25年6月16日朝刊)には、ビジネス書ランキング(6月2日~6月8日)が掲載されていました。
1位は西内啓著「統計学が最強の学問である」(ダイヤモンド社)
2位は斎藤孝著「雑談力が上がる話し方」(ダイヤモンド社)
3位は佐々木圭一著「伝え方が9割」(ダイヤモンド社)
でした。
4位~10位も掲載されていますので、気になる方は新聞をご覧下さい。
なお、私は、職業柄、2位と3位の本が気になりました。

新聞を読もう。

最近、原田國男著「逆転無罪の事実認定」(勁草書房)という本を読んでいます。
この本の中では、法律家としての「才能」を磨くためには、幅広い人生経験、広い教養が必要である、それを身に付けるためには「少なくとも、新聞には毎日目を通すべきである」との記述がありました。
同感です。法律の勉強も当然に必要ですが、それだけで満足することなく、広い教養を身に付けたいものです。そのためには、少なくとも「新聞」を読みます。

ブログ再開

仕事の忙しさなどからブログの更新を怠ってきましたが、ブログを再開することにしました。「皆様」に有益な情報が提供をすることができるよう、日々、研鑽を続けたいと思います。
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